逆算したらもう余生

仕事、結婚、恋愛、すべてに疲れて混沌とする世界の狭間でひっそりと生きています。しばらくはブログ引越しの為、過去記事が多いです。

柴犬・本気噛みの動物行動学治療[6.投薬中止]

(20160620)

今日は犬の経過報告のため、犬なし旦那なしで病院へ。

抗不安剤クロミカルムを半分にしたら食欲がやや戻ったこと、
夜のハウスをやめたら犬の機嫌がよくなり一度も噛まれることなくすごせていること、 
口輪トレーニングは、まだ警戒心が強く、後ろのベルトをはめる段階には達していないこと、
薬を減らしたことで副作用だった落ち着き効果がなくなったのか、散歩中の引っ張りや興奮が増したこと、
フードを変えた後の体調、
あたりを報告した。

結果、投薬のメインの効果があまり意味がなく、副作用である食欲低下があることでコマンドを聞かせにくい状況にあると判断され、薬をやめることになった。
ただ、抗不安剤はいきなりやめることができないため、通常一食一錠であったものを今月から半量にしていたが、さらに半量の1/4の量にすることになった。投薬が聞かなかったのは残念だが、与え続ける労力とコスト(1か月分で12000円)を考えるとそれはそれでまあよかったとも思える。

また、この治療&トレーニングは4月から始めていて、通常3~6か月で卒業となるそうだが、
どうも梅吉の様子から確実に6か月はかかりそうだな、と思っていたので、いつまでかかりそうか聞いてみたら、
「あまり経過や効果がよくないので、もう少しかかるかもしれない」とのこと。

まあ、そうか、仕方ない、と思った。
しかし、もうすでにハウスをやめて餌を変えて、新しい室内トレーニングのやり方もわかったことで、家庭内での様子はある意味安定してきたし、
「口輪をつける」ができるようになれば、いろんなことが少し解決するので、今のままでもいいのではないかとも感じている。

すごく厄介な犬ではあるが、
この犬の性格を箇条書きにすると、おそろしいくらい自分の性格にそっくりだなあと思った。
だ。
自分だってふつうの人と同じようなことができないから、自分に合った生き方を選ぶことにしたのだ。
そう思ったら、普通の犬と同じようなことができるようにならなくても、この子が一番生きやすい環境を与えてあげられればじゅうぶんで、
これから不便なこともあるけど、毎日笑顔にさせてくれるとても愛おしい家族なので、全然頑張っていけると思う。