逆算したらもう余生

仕事、結婚、恋愛、すべてに疲れて混沌とする世界の狭間でひっそりと生きています。しばらくはブログ引越しの為、過去記事が多いです。

ネガティヴシンキング

好きな人や気が合う人とは、共通点が多いと感じる。それは、自然と共通点を探したり敏感になるからでもある。
実際、嫌いな人や合わない人よりは共通点が多い可能性が高いが、必ずしもそうとは限らないのではないかとふとよぎったと同時に、どんなに「合う」と感じる人とでも、異なることの方が圧倒的に多いのではないかと思った。


要するに、仲の良さというのは、共通点の数ではなく、
相手を尊重できることや、根本にある思想が近いことなのではないかと思った。
相手を尊重するということは、敬意や思いやりを持つことや、人格否定をしないことであり、
根本の思想というのは、生き方や性格が異なってもその先にあるゴールが近いことである。


親しい人と真剣な話をしたとき、大きく意見が異なる場合もある。それが無性に悲しくなったり、その回数が増えると先行きの不安を感じたりもする。
しかし、「実際は合わないところの方が多いのだ」と覚悟しておけば、これからも関係を続けたいと思う相手には「価値観を認める」と「歩み寄る」ということさえできればそれでいい気がする。
お互いが。


どんなにがんばっていようが、生きていれば良い事も悪い事もある。
この「良い事」というのは人それぞれで、要するに「自分の思い通りになる」ということなのではないかと思う。
他人と関わる以上、自分の思い通りになり続けるなんてことはありえないし、なんとなく「あってはいけないこと」のようにも思う。
なんでも思い通りにする人は、何かしらの武器を持っている気がする。
それは、お金であったり、権力であったり、暴言であったり、暴力やその名の通り「武器」であったりする。


そんなものを使わずに、そして使われずに、心と言葉で人間関係を作っていけたらいいなと思う。